いたつデンタルクリニックでは、子どもの力を信じているので、泣きわめいている子を押さえつけて治療をすることは基本的にはしません。(急性症状がある場合は、やむを得ず抑制治療を行うこともあります。)
はじめは、診療室に入るなり、泣きだして治療ができなかった子どもさんが、徐々に治療を受けられるようになることで、自信をつけ、精神的な成長につながることを期待していますし、また実際にそういう例を多く経験しています。
そこで、保護者の方にもお願いがあります。
1、歯医者さんに行く前に
「今日はここを歯医者さんで治してもらおうね!」と約束し、言い聞かせてください。前の日から伝えることで、心の準備ができる子もいます。
歯医者に行くことを隠して、だまして連れてることはおやめください。
2、診療室では
「何もしないよ」「見るだけだよ」という無責任な言葉がけは絶対おやめください。
その子にとって今何が必要かは、歯科医師が判断のうえ決めることです。保護者が「何もしない」というウソをつくことによって、歯科医師とお子さんとの信頼関係が作れなくなります。
3、治療終了後には
上手にできたときには、大げさなほど思いっきり褒めてあげてください。保護者の方の言葉が一番お子さんの自信につながります。「気持ちいいね」「すごいね」「かしこいね」「さすがだね」「ピカピカになったね」「かっこいいね」など、プラスの言葉がけが大切です。
4、ご家庭で
「〇〇しないと歯医者さんでいたくしてもらうよ!」「痛い注射してもらうよ!」といった不用意な言葉がけは絶対におやめください。
歯科医院=怖いところという意識がすり込まれてしまいます。
お子さんのむし歯を0にするために、一緒にがんばりましょう!!
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