一日のうちで一番口臭を強く感じるのが朝。
朝の口臭が強い原因は、睡眠時に唾液が少なくなることによります。
唾液の量が減ると、口の中の細菌が増殖します。
細菌のエサは食べかすや舌についた汚れです。
汚れを分解し、寝ている間に口臭の元を作り出すことで口臭を発生させます。
朝の口臭を予防する方法
では、朝の強烈な口臭を予防する方法はあるのでしょうか?
予防方法別にいくつか紹介します。
①歯磨きの徹底
寝る前と起きてからの歯磨きを丁寧にしましょう。
歯磨きをしていても口臭が気になる場合、丁寧に歯磨きがされていない可能性があるでしょう。
歯磨きにかけている時間はどれくらいですか?
5分以上かけて丁寧にすみずみまで歯磨きすることが大切。
必要に応じて、歯間ブラシやデンタルフロスを使い、さらに細かく口の中をキレイにしましょう。
歯ブラシだけではとれない隙間の食べかすもキレイにします。
食べかすは口臭の大元です。
②虫歯を放置しない
虫歯があっても治療せずに放置していませんか?
虫歯は最近の温床で、唾液の分泌が減る睡眠時に活発化します。
当然、寝起きの口臭も最悪でしょう。
虫歯だけでなく、歯周病を放置している人は要注意です。
口臭の原因の8割は歯周病だといわれています。
口臭が強くなりがちな歯周病。
朝の口臭はさらに強いでしょう
③舌を清潔に保つ
歯磨きはしていても、舌をキレイにしている人は少ないでしょう。
舌ブラシというものも販売されていて、最近ではケアしている人が増えてきています。
舌が白くなっていませんか?
舌苔(ぜつたい)があると、口臭の原因になります。
④規則正しい生活
不規則な生活は唾液の分泌を悪くします。
食生活も乱れ、口内環境は悪化するばかりでしょう。
バランスの良い食事と、質のいい睡眠を心がけましょう。
⑤唾液の分泌を増やす
食事をとることはもちろん、唇や舌を動かすだけでも唾液の分泌を促します。
リラックスしてゆったりとした時間を過ごすのもいいでしょう。
飲み物をこまめに摂取し、口の中が常に潤った状態にしておくことも大切です。
ガムをかむことでも唾液の分泌を促進できるでしょう。
⑥朝食をしっかり食べること
朝食をきちんと食べることで、免疫力アップにつながります。
よくかんで唾液の分泌も促しましょう。
⑦ストレス発散
ストレスを抱えていると、口が渇きやすくなります。
ドライマウスと呼ばれ、日中はもちろん寝ているときの唾液は極端に少なくなるでしょう。
寝る前にはお茶や水を飲み、ドライマウスを少しでも改善しましょう。
ストレスをためないことが大切です。
⑧タバコやお酒を控える
タバコに含まれるニコチンは、歯周病が悪化します。
歯にヤニがつくことでさらに口臭が悪化するでしょう。
見た目にも美しくありません。
禁煙でストレスになるのも問題ですが、やめるにこしたことはないですね。
お酒に関しても同じことがいえるでしょう。
アルコールが分解されるときに、体内の水分がたくさん使われています。
お酒を飲んだあと喉が渇くと感じませんか?
体内の水分量が少なくなれば、当然唾液の分泌も減ります。
晩酌をする人は口臭に注意してください。
アルコールを摂取した当日と翌日は、水分摂取を心がけましょう。
⑨口呼吸の改善
口呼吸になっていると、口の中が乾き口臭を促進させます。
鼻炎などの鼻にトラブルがあると口呼吸になりやすいようです。
扁桃腺に問題がある場合も見てもらうとよいでしょう!
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