いたつデンタルクリニック

福井県福井市花堂の歯科診療所です。一般歯科・小児歯科・口腔外科・矯正歯科を中心に審美、インプラント、矯正、金属床まで様々な診療を行っています。

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30日

口臭(-“-)

一日のうちで一番口臭を強く感じるのが朝。

朝の口臭が強い原因は、睡眠時に唾液が少なくなることによります。

唾液の量が減ると、口の中の細菌が増殖します。

細菌のエサは食べかすや舌についた汚れです。

汚れを分解し、寝ている間に口臭の元を作り出すことで口臭を発生させます。

 

朝の口臭を予防する方法

では、朝の強烈な口臭を予防する方法はあるのでしょうか?

予防方法別にいくつか紹介します。

①歯磨きの徹底

寝る前と起きてからの歯磨きを丁寧にしましょう。

歯磨きをしていても口臭が気になる場合、丁寧に歯磨きがされていない可能性があるでしょう。

歯磨きにかけている時間はどれくらいですか?

5分以上かけて丁寧にすみずみまで歯磨きすることが大切。

必要に応じて、歯間ブラシやデンタルフロスを使い、さらに細かく口の中をキレイにしましょう。

歯ブラシだけではとれない隙間の食べかすもキレイにします。

食べかすは口臭の大元です。

②虫歯を放置しない

虫歯があっても治療せずに放置していませんか?

虫歯は最近の温床で、唾液の分泌が減る睡眠時に活発化します。

当然、寝起きの口臭も最悪でしょう。

虫歯だけでなく、歯周病を放置している人は要注意です。

口臭の原因の8割は歯周病だといわれています。

口臭が強くなりがちな歯周病。

朝の口臭はさらに強いでしょう

③舌を清潔に保つ

歯磨きはしていても、舌をキレイにしている人は少ないでしょう。

舌ブラシというものも販売されていて、最近ではケアしている人が増えてきています。

舌が白くなっていませんか?

舌苔(ぜつたい)があると、口臭の原因になります。

④規則正しい生活

不規則な生活は唾液の分泌を悪くします。

食生活も乱れ、口内環境は悪化するばかりでしょう。

バランスの良い食事と、質のいい睡眠を心がけましょう。

⑤唾液の分泌を増やす

食事をとることはもちろん、唇や舌を動かすだけでも唾液の分泌を促します。

リラックスしてゆったりとした時間を過ごすのもいいでしょう。

飲み物をこまめに摂取し、口の中が常に潤った状態にしておくことも大切です。

ガムをかむことでも唾液の分泌を促進できるでしょう。

⑥朝食をしっかり食べること

朝食をきちんと食べることで、免疫力アップにつながります。

よくかんで唾液の分泌も促しましょう。

⑦ストレス発散

ストレスを抱えていると、口が渇きやすくなります。

ドライマウスと呼ばれ、日中はもちろん寝ているときの唾液は極端に少なくなるでしょう。

寝る前にはお茶や水を飲み、ドライマウスを少しでも改善しましょう。

ストレスをためないことが大切です。

⑧タバコやお酒を控える

タバコに含まれるニコチンは、歯周病が悪化します。

歯にヤニがつくことでさらに口臭が悪化するでしょう。

見た目にも美しくありません。

禁煙でストレスになるのも問題ですが、やめるにこしたことはないですね。

お酒に関しても同じことがいえるでしょう。

アルコールが分解されるときに、体内の水分がたくさん使われています。

お酒を飲んだあと喉が渇くと感じませんか?

体内の水分量が少なくなれば、当然唾液の分泌も減ります。

晩酌をする人は口臭に注意してください。

アルコールを摂取した当日と翌日は、水分摂取を心がけましょう。

⑨口呼吸の改善

口呼吸になっていると、口の中が乾き口臭を促進させます。

鼻炎などの鼻にトラブルがあると口呼吸になりやすいようです。

扁桃腺に問題がある場合も見てもらうとよいでしょう!