皆さんいかがお過ごしですか?
もうすぐ梅雨( ゚Д゚)
じめじめの季節はあまり得意ではありません。。。
そんな時期に始まるのが学校の歯科検診!
わたくしも先日、校医の保育園で検診してきました!(^^)!
元気な子供たちが、検診前には「おねがいします」
終わると、「ありがとうございました」と元気な笑顔で癒されました(^^♪
さて検診ですが、私たちは見落としが無いように努力していますが、
精度の高い検査を学校検診で行うことは実質困難な状況です。
歯科検診というものはあくまでもスクリーニング検査です。
スクリーニング検査:通常、特定集団から、特定の疾病を有する確率の高い人を選別する方法。
本来は「ふるいにかける」という意味。(Weblio辞書より)
学校歯科検診は「それっぽい人」「確率が高そうな人」を見つけて、
精密検査に行っていただくことを目的として実施されています。
というわけで、残念ながら今回の検診を受けて「むし歯にチェックが入ってなかったからもう大丈夫」とも言えません。
本来、子供のむし歯は大人の何倍ものスピードで進行しますので、
年1回の検診で良いはずがなく、
最低でも年に3~4回は歯科医院で精密検査してもらうとよいでしょう。
歯医者さんでOKだったのに・・・・
「この間、歯科医院で診てもらってOKだったのに、学校歯科検診でチェックが入ってきた。これってどういうこと?」
申し訳ありませんが、そういったこともあります。
時として「これってどうかなぁ、○?×?どっちなんだろう?」と悩むことがあります。
そんな時は、いつも×の判定を下します。それによって、精密な検査を受ける機会ができるからです。
もしかしたらその子は普段歯科医院に検診に通っていないかもしれません。
そんな子に○の判定を下してしまうと詳しく調べてもらう機会を逃してしまうことになります。
ですから基本、疑わしきは×なのです。
いずれにせよ要検査の用紙をもらったら早めに歯医者さんで見てもらいましょうね!
普段から、定期的に歯科医院でチェックを受けているのであれば、そちらの検査の方が信頼性が高いので心配ありませんよ。