歯周病の原因
■食べカス
歯周病(歯槽膿漏)のもっとも大きな原因は「食べカス」です(*_*)
アメリカのデータによると、栄養のあまりない固いお肉と、柔らかくて栄養豊富なお肉を食べた場合、柔らかくて栄養のあるお肉を食べた方が、歯周病にかかりやすいという結果が出たそうです。
これは、噛むという行為が、歯にとっていかに大事かということを物語っています!(^^)!
特に固いものを噛めば、歯のまわりの汚れをも一緒に取り去るという「自浄作用」を生むことになります。
逆に、柔らかいものだと、あまり噛まないで飲みこんでしまいますから、歯と歯の間に食べカスがたまりやすいのです
■歯垢や歯石
歯の周囲に付着する細菌性の歯垢や歯石が、歯肉と歯の根の間の、いわゆるポケットの中に侵入していって、その中で繁殖をくりかえすことによって、歯周病を進行させていきます(>_<)
■細菌
細菌が歯肉や歯槽骨に炎症を起こし、その炎症をさらに進行させながら、細菌自体が増殖し、さらに、その細菌が組織を侵す攻撃力が強まり、歯周病が進行します。
■全身性疾患
血液疾患、高血圧、糖尿病などの全身性疾患が歯周病の原因になることがあります。またそのほかにも、ストレスなどの精神的なものや、ホルモンのバランスなどもこれに加わります。さらに、服用している薬、たとえばデンカンの薬とか、あるいはアレルギーやビタミン欠乏などもこの因子とみられます。全身性の疾患にかかりますと、抵抗力がまず弱まって、炎症とか外傷とかを起こしやすくなります。
■金冠やクラウンなどのかぶせ物
金冠や陶材のクラウンなどを歯にかぶせたり、入れ歯をすると食べカスがたまりやすい状態になります。または、歯肉の形態がデコボコしていたり、歯と歯肉の境目がくぼんでいたりしても、食べカスはたまりやすくなります。
■噛み合わせ
歯の噛み合わせが悪いと、肩凝りや頭痛、目まいがしたり、食欲がなくなったりして、日常生活に支障をきたしますが、歯周病とも強い関連があるようです。
気になった項目がある方は定期検診などで確認してもらうといいですね(@^^)/~~~