いたつデンタルクリニック

福井県福井市花堂の歯科診療所です。一般歯科・小児歯科・口腔外科・矯正歯科を中心に審美、インプラント、矯正、金属床まで様々な診療を行っています。

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12月

たまには症例を

年末も年末ですね!皆さんはクリスマスはいかがお過ごしになられましたか?!(^^)!

サンタさんは来ましたか?

たまには、治療の内容をという事で保険内の詰め物に関してです。

保険内では前歯の虫歯でも神経までいかない小さなものは、

CRと呼ばれる詰め物で治療します。

保険内では詰め物の色は特に指定がありません。

なので、どんな歯でも一色で詰めても、歯の色に合わせて詰めても

保険では同じ請求料金となります。

しかしせっかく治すなら、出来る限り歯の色を合わせたい!!

保険内のCRでは材料の規制もあるので完璧にとはいきませんが。。。(*_*)

S S

詰め物も年月がたつと段差ができたり、変色したりします。

最近前歯の色が部分的に変わってきたなーと思ったら検診に出かけて聞いてみるといいですよ!

詰めなおすことできれいになる場合もありますよ!!(@^^)/~~~

フッ素塗布!

フッ素塗布という言葉をご存知ですか?

赤ちゃんや子供の虫歯予防に使う薬のことです。

薬、と聞くとかわいいわが子に使いたくない!と感じるご両親もいらっしゃるでしょう。

ですが、フッ素はもともと自然界に存在する物質ですし、毎日食物などから少しずつ体内に取り入れられています。多量に飲むなどしなければ、害はありません。

ではなぜ、フッ素塗布を行うのでしょうか?その理由は次のメリットが期待できるためです!(^^)!

一番良く知られているのが、歯の表面に結晶を作り、虫歯菌が発する酸に耐えられるようにします<(`^´)>

次に、虫歯菌そのものに働きかけて、歯を溶かす酸を出させないようにします。

最後に虫歯になりかかった歯を元に戻すと言う、実に画期的な作用があるためです。

フッ素には、虫歯菌によって歯から溶け出たカルシウムやリンと言った成分を、再び歯に取り込めるよう助ける働きがあるのです。

このメリットを乳歯期に取り入れるため、定期健診などでお子さんにフッ素塗布を積極的に行っている自治体もあります。

もちろん歯科医院の一般外来でも行っています。

ですが、フッ素塗布は一度行ったから終わり、というものではありません(>_<)

シーズンごとに一度塗りなおしてもらうと、よりその効果が期待できます。

また、フッ素塗布はあくまでも虫歯を予防するための措置です。100パーセント虫歯にならないというわけではありません。

食後の歯磨きや定期的なメンテナンスは必要ですので、過信しないように気をつけてくださいね(@^^)/~~~

キシリトール(@^^)/~~~

 

キシリトールと言う言葉が日本に浸透してずいぶん経ちますが、そもそもどんなものかご存知ですか?

キシリトールそのものは「糖アルコール」と呼ばれる物質の中のひとつです。

糖アルコールにはいくつか種類があるのですが、一般的にはブドウ糖や麦芽糖に水素を加えて還元したものとされています。

キシリトールは糖アルコールの中では最も甘く、また溶ける際に砂糖の8倍もの吸熱反応を起こすため、含むと口の中にさわやかな清涼感を感じます。

では何故、キシリトールは虫歯の原因にならないのでしょう?

キシリトールは、口腔内で溶けた際に虫歯の原因となる酸を作り出しません。<(`^´)>

もっと言えば、糖アルコールであればキシリトールでなくても同様の効果が期待できると言うことです。

虫歯は磨き残しによる歯垢が歯の表面にくっつき、そこから酸を生み出して歯を溶かすことで起こります

逆に、歯の表面が汚れていても歯を溶かされなければ虫歯は発生しないことになります。

とは言え、キシリトールを積極的に摂取していれば虫歯にならないかと言うとそうではありません。

やはり食後の歯磨きは大切ですし、キシリトールを含む食品であっても他に酸を作り出すショ糖が含まれていれば効果は望めないのです。

ですがキシリトールガムを噛むということは唾液の分泌を促進しますから、

そういう意味では歯の際石灰化を促すため虫歯になりにくいと言えます!(^^)!

虫歯予防のための正しい歯磨きとは?

 

食後や就寝前などに歯磨きを行うのは、虫歯予防するのに欠かせない習慣ですが、今あなたが行っている歯磨き法は、正しいやり方ですか?

一口にブラッシングの方法といっても、実は何種類やり方があるのです。

歯並びが良く、また歯そのものが健康で、歯周病や虫歯を積極的に予防したい方にオススメなのがスクラビング法というやり方です。

歯表面の汚れを取るだけではなく歯肉のマッサージも行える方法で、歯ブラシを歯茎に当てて細かく振動させながら歯垢を取り除いていきます。

ただしむきになって力を入れすぎたり硬い歯ブラシを使ったりすると歯茎を傷めてしまいます。

また、歯ブラシのヘッドは若干小さいもののほうが向いています。

実際に磨く際は、歯の生え際部分に対し45°位の角度で歯ブラシを当て、小刻みに動かしながら歯垢を取り除いていきます。

一歯ずつ磨くので時間は掛かりますが、その分より丁寧に磨くことが可能です。

こういった歯磨き法と平行して、糸ようじなどといった歯間ブラシで歯と歯の間を磨けばより虫歯予防の効果が得られますよ。!(^^)!

ここで注意したいのが、いずれのやり方であっても歯磨き粉を使用しない、ということです。

なぜなら歯磨き粉に含まれている清涼剤の効果で口の中がスッキリしたように感じるものの、実際にはまだ歯垢が残っていることがあるからです。(*_*)

さらに歯磨き粉で出る泡で、歯の汚れも見えづらくなってしまいます。

そのため、歯磨き粉を使用せずに磨いたほうが良いと言われています。

ただし、全く歯磨き粉を使わないと着色が取れにくくなってしまいますので、シャンプーの時のリンスみたいに最後に使ってお口の中に清涼感を出すというのも必要ですね(@^^)/~~~