たまに、来院されている患者さんの中にも虫歯が残っているのに「まぁ、痛くなったら来ます」とか「まだしばらく大丈夫ですか?」とおっしゃられる方がおられます(・・;)
虫歯を放置しておくと・・・
歯医者が怖い、時間が取れないなどの理由で、虫歯治療を先延ばしにしている方は少なくないのではないでしょうか。
当然ですが、虫歯は自然治癒することはありませんよね。
それでも痛くないからまだいいや…と、放置されることも多いのが現状です。
ですが、治療せずにほったらかしにしておくと、本当に怖いことになる可能性もあるのです。
メディアにも取り上げられていたのでご存知の方もいるかと思いますが、
虫歯菌が脳に達して重篤な病を引き起こす、というものです。
こちらは非常にまれなケースではありますが、、、(^_^;)
また、心臓に疾患があり、人工弁を装着している方にとっては、虫歯菌から心内膜炎と言う病気を発症する可能性があることをご存知かと思います。
最近では、介護の方面で誤嚥性肺炎という疾患とともに重要視されています<(`^´)>
他に虫歯が当たる舌やお口の中にガンが出来やすくなるといったケースも報告されています。
欠けてギザギザになってしまった歯が、舌や口腔内に余分な刺激を与えてしまうためです。
他にも早い段階で永久歯が抜け落ちて総入れ歯になるとか、歯周病を引き起こすといった可能性もあります。
人にもよりますが、味覚異常を覚える方もいるようです(*_*)
あと、歯が痛くてうまく噛めずに食べものの粉砕が足りないために、慢性消化不良を訴えるケースも存在します(>_<)
長年放置していれば虫歯はかなり進行していますし、最初の一歩を踏み出すのに、かなりの勇気が必要だと思います。
それでも将来的なことを考えれば、一刻も早く治療を開始すべきではないでしょうか!(^^)!